VACHERON CONSTANTIN Cal.458/3B 03.Apr.2024 - 時計修理なら横浜のABUNDANT TIMEにおまかせください
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VACHERON CONSTANTIN Cal.458/3B 03.Apr.2024

症状

“遅れ”でお預かり。前回OHご不明。極端に振り角が低い状態でございました。40年代のモデルではありますが大きな不具合は無いかと存じます。針回しのファンクションがやや軽く感じますが、OHと調整で改善されるかと存じます。

修理内容

▼OH

時計師コメント

油の残渣が激しく特に香箱内のゼンマイに影響をきたしておりました。各パーツがシッカリと焼き入れされ、堅固に製造されたムーブメントのため交換パーツはございません。ファンクションで感じた“針回しの軽さ”は、分針が取り付けられている「筒カナ」と呼ばれるパーツに不具合が生じており“置き回り”という現象が発生しているためでございました。遅れの原因は「残渣と筒カナ」によるもので、OHと調整により改善しております。現在、精度、振り角ともに良好でございます。