SEIKOSHA precision pocket watch Cal.19 Mar.31.2025

症状
・極端な遅れ
修理内容
▼OH
▼ゼンマイ交換
▼秒針ハカマ締め
時計師コメント
原因は“ネジ締めがしっかりとされていない”ことでした。全ての受けを留めているネジが、最後にギュッと「増し締め」されておらず、そのために各輪列のホゾのアガキが規定値以上に大きくなっておりました。これによりゼンマイのトルクが脱進機構に到達するまでに大幅に減少し、遅れの症状となっておりました。また時刻合わせの際、発程レバーが4番車のピンに触れ秒針が12時位置に収まる仕様ですが、秒針位置がズレることがございました。ハカマ(パイプ)の緩みによる現象でしたので締め直しております。ゼンマイは同年代の良品ダイヤフレックスに交換済みです。現在は振り角、精度、持続時間ともに良好でございます。