ROLEX / Orchid 14.Jan.2023 - 時計修理なら横浜のABUNDANT TIMEにおまかせください
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ROLEX / Orchid 14.Jan.2023

症状

・止まり

・他店でオーバーホールをご依頼。保証期間内に止まり。

・再修理をご依頼されたが改善されず、当店にお持ち込み。

当該修理会社に対応させるのが一番宜しいのですが、お急ぎとのご事情にて承りました。

分針のカシメがゆるくなっていた為に、針が斜めになりアップライト・インデックスに触れている

のが確認出来ました。また、巻き真がケースに触れていました。

修理内容

▼OH

▼分針修理

▼ケース調整

▼ネジのドナー使用

時計師コメント

まず時計に注油されていた油の量が非常に多いと感じました。

依頼された修理会社さんは現行モデルの修理を多くされているとお察しします。

レディース・アンティークの針は非常に小さいので、通常のタガネで叩いてしまうと変形したり

しっかりとポイントをカシメられません。分針の根本のカシメは専用の治具で叩いてカシメ直しま

した。巻き真がケースにあたってしまうと時計が止まったり、正常に稼働しません。

あたらないようケースを少し削りました。使われているネジが1本違うタイプのネジが使われてい

ましたので同年代のネジと交換致しました。

最近、コチラのCal.1400タイプの修理ご依頼を多く承るようになりました。

専門店では、お客様のご購入後のメンテナンスを考慮し、状態の良い機械をセレクトし組み立て

調整してから販売しております。同様に修理店でも症状の検知、治し方、対応方法に違いがござ

います。

姉妹店の「きよみのアンティーク」でもお伝えしておりますが、アンティーク時計やヴィンテージ時

計のご購入。または修理のご依頼は必ず専門店をご利用ください。

before after

before
after